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NEWSメンバー飲酒保護事件を案の定無視するテレビ報道の死角

ジャニーズ事務所に対する弱腰はなんとかならないものか。人気グループNEWSのメンバー、U(18)が仙台市内で酒に酔って騒ぎ、宮城県警仙台中央署に補導された騒動が波紋を広げている。酒の席に呼び出したといわれているのは、フジ菊間千乃アナウンサー(33)だ。なんだかホスト遊び好きの中年女性のようである。菊間アナやUらは『女子バレーボールワールドグランプリ』の中継や応援で仙台にきていた。しかしこのことをフジを初めとするテレビは、ほとんど触れない。18才の少年に酒を飲ませたのはもちろんいけないことだが、よくあることだろう。ただそのフォローがなってなかった。相手は有名人だ。宿泊先までなぜ送らなかったのか。相手をさせ、いい気持ちになったらポイ捨てしたような感じは否めない。しかし、菊間が勤めるフジはほとんどこの一件を報じていないのだ。ただ、ほかの局の不祥事やジャニーズ以外なら「待ってました」といった感じで大きく報道する。有名人の誰かが法に触れることをし、報じる場合と、そうでない場合があるのはテレビ特有の「身勝手・ご都合主義」である。他局もジャニーズとのつきあいがあるから、ほとんど触れていない。しかし今回、ネットが詳報を流してくれたのはありがたかった。興味のある連中は、テレビのニュース報道をまったくあてにしていない証拠だ。ネットもアバウトだし、いい加減なところがあるが、知りたいわれわれの要求に、ある程度こたえてくれる。これに対しテレビは視聴者軽視もいいところだ。このままだと、ニュースの「客」はネットにとられていく可能性は高い。現に米国ではCBS、CNNが相次いでニュース映像を、ネットで流し始めた。メディア王・マードックも「将来、ニュースはネットに移行していく」と明言している。たしかにテレビは、臨時以外は定時にならないと放送されない。しかしネットだと分単位で更新していくことが可能である。オン・デマンド・メディアの最高峰だ。これこそニュースのほんとうのあり方だろう。テレビ局も、報道とワイドショー部門を切り離し、完全な別会社にするなどスポンサーや大手事務所の影響を排除する手法を考えないと、それこそニュースは信頼されなくなる。ジャニーズにひれ伏している、いまのような状況では、おさき真っ暗だ。

(17日)『アッコにおまかせ』(TBS系)でスポーツ紙紹介をするコーナーがあった。カメラは、菊間の記事をいったん大きく写し、すぐに別のコーナーへと移った。菊間の記事のドアップに和田は「あっ、ここじゃないか」といい、苦笑い。これはスタッフの、若干の抵抗と見た。
 


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